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2008年09月01日

「あさらさら」飯

「あさらさら」飯


最近、文章を作っています。

文章は「書く」が正しいように思いますが、
「作る」の方がしっくりくるのです。

白紙の原稿用紙と向き合うとき、
(現実には「新しいドキュメント」ですが、文学青年っぽく)

無限にある言葉の組合せを想い、
無限の可能性があるように感じます。

しかし、ひとたびペンを動かせば、
(現実には「キーボードを・・・」、以下略)

無限の可能性の大部分が消失して、
見渡せるだけの未来が残るようになります。

これは悲しいことなのでしょうか。

確かに可能性は失いました。
しかし、完成には大きく近づいたのも事実です。

ということは、
無限の可能性なんてものを持っている内は、
いつまでも足踏みしているのと変わらないのではないか。

二十歳を過ぎ、就職先も決まり、
もはや私は、勇者や魔法使いどころか
プロ野球選手にもなれないことは確定しました。

子供の頃は無限にあったはずの
可能性の大部分がなくなりました。

それでも私は、
自信を持って言えます。

無限の可能性が
有限の選択肢に変わり
未来の輝きは増している
と。

(文中に過分な文学青年かぶれが
あったことを深くお詫び申し上げます。  草々)


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Posted by 読み書き球児 at 07:44│Comments(2)総合
この記事へのコメント
すばらしいブログですね!
Posted by 立ち寄りました at 2008年09月12日 18:39
お誉めの言葉、ありがとうございます。
これからも精進いたします。
Posted by 読み書き球児読み書き球児 at 2008年09月13日 18:41
 
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